坂本龍一が、グールドに捧げたトリビュート・コンサートの記録。
カナダが産んだ孤高の音楽家・ピアニスト、グレン・ グールドの生誕85周年にあたる2017年。
これを記念してカナダのグレン・グールド・ ファウンデーションの依頼により世界各地でグールドの企画展・コンサートが開催されましたが、日本では坂本龍一氏にイベントのキュレーションが依頼されました。
幼少の頃からグールドに影響を受け、自身が選曲したコンピレーションCDもリリースしているほどグールドの音楽を敬愛する坂本氏は、この要請を快諾。
12月にグレン・グールド関連のエキジビション、コンサートなどの融合イベント「Glenn Gould Gathering」が草月ホールを中心に開催されました。
そのハイライトであるトリビュート・コンサート「Glenn Gould-Remodels」には、ドイツで現代の電子音楽を牽引するアーティストのアルヴァ・ノト、オーストリアのギタリストであり新たな音響の世界を切り開いてきたクリスチャン・フェネスといった、坂本氏と長年に渡り親交のある音楽家に加え、ルクセンブルクの異才、ピアニストのフランチェスコ・トリスターノらが出演しました。まさしく一期一会の瞬間を捉えた、ライヴ・アルバムになります。
-ソニーミュージックプレスリリースより引用-
【Disc 1】
坂本龍一
Ryuichi Sakamoto
【Disc 2】
フランチェスコ・トリスターノ
Francesco Tristano